アテネオリンピック開会式
昨日の夜中、トイレに起きてそのままオリンピックの開会式を見てしまった。
よくオリンピックのために大画面のテレビに買い換える人がいるとのことだが、
その気持ちがわからなかった。
単なるスポーツの大会だと思っていたからだ。
生まれて初めてオリンピックのすごさを目の当たりにして感動した。
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もちろんあの「ショー」も感動的だったが、
私を画面に釘付けにしたのは世界各国の選手団の入場シーンである。
色々な国の人々がそれぞれに似合った色とりどりのユニフォームを着て入場してくる。
人間ってなんて存在感があるのだろうか!
人間ってなんて美しいのだろうか!
特に褐色の肌をした人々の美しさは素晴らしかった。
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その素晴らしい存在が笑顔で観客に手を振っている。
観客もこの人たちに惜しみない拍手を送っている。
私もあの会場にいて彼らを讃えたかった。
人間を讃えたかった。
生まれて初めてそう思った。
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この世界にいる「人間」という種類の生き物を、
こっちのはしから、あっちのはしまで一列に並べたそんな人間の展覧会のようだった。
私もこの人たちと同じ「人間」なのだ。
その自分が誇らしかった。
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「私は一体なんだろう?」という哲学上の疑問もあるが、
それにオリンピックはひとつの答えを出してくれる。
私はこの人たちと同じ人間なのだ。
そしてそのことは私に誇りを感じさせてくれる。
それでいいではないかと思わせる祭典がオリンピックなのかもしれない。
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