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2015年7月 7日 (火)

犬が怖い


 
私の研修に幼稚園のころ、犬に足を咬まれた女性が参加した。
それからウン十年過ぎているにも関わらず、今も犬が怖いという。
 
 
 
頭では分かっているが、子犬が無邪気に飛びついてきても、身体が避けてしまう。
頭で分かっていることが、そのまま行動に反映されないことは多いのではないか?
 
 
 
そこには気づかない妄想がある。
妄想とは、「現実だと信じて疑わない、自分独自のネガティブで非現実的な世界観」である。
気づいている妄想もあれば、気づかない妄想もある。
 
 
 
中学生がアイドルから告白され、デートすることを妄想する。
本人は非現実的な世界であることを知っているので問題はない。
もしこれが現実的なことだと思い込んでいたらストーカーになってしまう。
 
 
 
現実は5W1Hを含む。警察に捕まると何度でも同じ質問を受けるそうだが、それはこの5W1Hを確かめるためではないか?嘘をついていると、「いつ」「どこで」「誰が」「なぜ」「どのように」「何を」したのかがあやふやになる。
 
 
 
妄想は「いつ」「どこで」「どのように」が消える。
代わりに「いつでも」「どこでも」「どのようにしても」と一般化する。
 
 
 
先ほどの女性に当てはめるならば、
「犬は私を咬む。」(いつでも、どこでも、どのようにしても)
 
 
 
被害妄想なら、受動態になり、
「私は犬に咬まれる。」(いつでも、どこでも、どのようにしても)
という風に短いセンテンスで構成される。
 
 
 
この妄想に気づかないと、まるでシナリオがあるかのように同じことを繰り返す。
意識下で我々はこのシナリオに沿って行動する。
どんなに頭で考えても、このシナリオを破る行動はできない。
 
 
 
新しいハウ・ツーを学んでも意外に使えないのはこのためだ。
元々、意識下では両手を前に突っ張って、拒絶しているのだから。

 
 
ならばどうしたらいいのか?
まずは過去の体験を思い出してみることだ。
そこには不快な感情が絡んでいるので、ちょっと苦しかもしれない。
そしてそこから生まれた意識下の妄想を言語化してみることだ。
 
 
 
そして自分に言い聞かす。
「私は犬に咬まれる。」「そしてこれは妄想だ。」
これを何度も繰り返す。
 
 
 
すると犬への恐怖心が薄らぎ、「意外に犬ってかわいいかもしれない…。」
と思えてくる。
妄想を妄想だと掴むと、我々は足枷から解放される。
お試しあれ。
 
 

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